古瀬教授の最終講義を開催いたしました
2007年より14年間、古瀬純司が当科の教室主任を務めて参りましたが、2022年3月31日をもちまして、退任いたしました。それに伴いまして、2022年3月10日にWEBにて最終講義を行いました。
「肝胆膵がんの治療開発オンコロジーのこれまでとこれから」を題材に、ご自身のこれまでのキャリアや経験した症例を振り返りながら、化学療法・薬物療法の発展、臨床試験のあり方等をお話ししてくださいました。約30年前は、現在と比べ生存率も低く、薬もあまりありませんでしたが、あらゆる角度から並々ならぬ努力で、そして患者さんの声に耳を傾けながら、がん治療の発展に貢献されてきた事がとても伝わりました。
これまで、杏林大学に多大に貢献してくださった古瀬先生への感謝を胸に、引き続き医局員一同、全力で診療・研究を頑張って参ります。