古瀬教授からのメッセージ

 いまや日本では、2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなっている時代となっています。がん医療を取り巻く環境も激変し、これまで臓器別で各大学や病院にゆだねられてきた治療法も、EBM (Evidence Based Medicine)に基づく標準化、あるいは臨床試験による新しい治療の開発など、臓器にかかわらないがん治療の体系的な理解および実践が必要となりました。

 こういった背景を受け、本学でも2008年3月より医学部に腫瘍内科学の講座が開設されました。また付属病院には杏林大学病院がんセンターが設置され、腫瘍内科はその中心を担う診療科として活躍しています。

 これからの医師は、どんな分野でも、小さな病院から大病院まで、がんの診療を避けることができません。臨床腫瘍学、腫瘍内科学を学んでおくことは、今後の医師としての仕事に大きな経験となるはずです。臨床研修制度 でのローテートは短期間ですが、基礎的な知識を身につけることができます。また、入局してMedical Oncologist(腫瘍内科医)を目指すことも大歓迎です。日本中の基幹病院や地域がんセンターではしっかりしたMedical Oncologistを必要としています。

 腫瘍内科はまだまだ新しい科です。新鮮な雰囲気の中で新しい医療をみんなの力で作っていきたいと考えています。東京都でありながら緑多い武蔵野の大地で、明るく元気に腫瘍学Oncologyを学びませんか。


  • 初期研修プログラム
  • 後期研修プログラム